
大流行した緑バスカーよりもグッとマイルドで、違ったフルーティーさがあります。
改めて飲むと、3000円ほどで購入可能なシングルモルトとしてはかなりコスパが高いです。
(緑バスカーのテイスティング記事はコチラ)。
『青バスカー』とは

・2022年より発売とともに大人気となったアイリッシュウイスキー『バスカー(緑)』のシングルモルトバージョン。
・2016年に創業を開始したロイヤルオーク蒸溜所で生産されている。
・ロイヤルオーク蒸留所は、『シングルモルト』、『シングルポットスチル』、『シングルグレーン』の3種のウイスキーが生産できるアイルランド唯一の蒸溜所。
・バスカーはそれぞれ異なったタイプの原酒をつかい、緑(混ぜているタイプ)、青(シングルモルト)、赤(グレーン)、灰色(シングルポットスチル)の4種類がリリースされている。
・青はシングルモルトのみからつくられており、バーボン樽原酒とシェリー樽原酒をバランス良く使用。様々なタイプを混ぜている緑よりもなめらかでマイルドな味わい。
公式テイスティングノート)
香り:リンゴ、エルダーフラワー、バナナ、麦芽ビスケット、スパイス、パインツリー
味:洋梨、アップル、キャラメル、カシューナッツ、トフィーシナモン、チョコレート
公式サイト)
市場価格)
青バスカー(シングルモルト)正直レビュー

青バスカー ストレート 感想

・香り
バナナクリーム(東京バナナ)、たしかに麦芽ビスケットやリンゴもいますね。
生地が少し焦げたカスタードパイとアーモンド。
全体としては黄色やオフホワイトな明るいトーンですが、奥にややスパイスビター感も匂わせつつ。
ややアンナチュラルな感じはありますが、スピリッツ的なアルコールのアタックがないのがすごい。
・味わい
全体を通してマイルドで優しい甘さに包まれます。どちらかというと薄い茶色的な優しい感じ。
おじいちゃんの家にあった、ナッツをキャラメルでからめた昔ながらのお菓子みたいな優しさ。
後半にかけてシナモン的なスパイスもありつつ。

開封したてなのもあり、フレッシュで爽やかというよりも、ちょっとこげめのついたタルト的な懐かしさと甘ビターさがあります。
青バスカー ハイボール 感想

マイルドで飲みやすい。クリーンというよりもマイルド。

なめらかで、ハイボールにしたほうがフルーティーさやりんご感も出てきます(フレッシュというよりもアップルパイとかの火の入ったりんご的な)。
食前に軽く飲むか、食後にデザートと一緒に食べたいですね。
(単体で飲むならちょっと濃いめのほうが良いかもしれません)。
青バスカー 評価まとめ
緑が元気でトロピカルなやんちゃ坊主としたら、青はもっとお兄さん的な包容力があります。
スコッチの何年ものとかの熟成感や奥行きというよりも、マイルドでなめらかなので、
気軽に肩ひじ張らずに美味しく飲めるのがアイリッシュの良いところでもありますね。

3000円ほどでシングルモルトとしてはかなりコスパも高いです。
わたしは食前にハイボールにするなら緑のバスカー、食後に飲むなら青のバスカーという感じですね。
(緑バスカーのテイスティングや他の色のバスカーのスペックなどは下記の記事にまとめました)。
補足
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