ウイスキー愛好家の中ではじんわり人気の、シェリー系ですが明るいニュアンスのブレンドモルトです。
ウォータープルーフとは
(よく見るとラベルに水滴のような模様が)。
・2020年より日本へ入荷された、7つの蒸溜所からつくられるシングルモルトを混ぜた『ブレンデッドモルト』
(『ブレンデッドウイスキー』と違い、安価なグレーンは入っていない)。
・スペイサイド地区・ハイランド地区7つの蒸留所のモルト原酒のみをブレンド。
・グレンモーレンジ14年をキーモルトに、グレントファース9年やバルブレアなど。
・なかでもシェリー樽熟成のモルト原酒を多く使用し、こだわりの45.8度でボトリング。
・英国のデザイナー・マッキントッシュのレインコートから着想を得た黄色のラベルデザイン。Waterからくる“ピュア”なイメージと、イエローカラーからくるアウトドアで活動的なイメージを訴求。
公式テイスティング資料)
45.8度と高めのアルコール度数に調整することで、フルーティな芳香と、甘みがある複雑で深い味わいに仕上がっています。
希望小売価格)
4380円(税込4818円)
市場価格)
Amazonのセール時などには3000円台なかごろで購入できる場合もありますので、チェックしてみて下さい。
ウォータープルーフのレビュー評価
ぺろぺり。しっかりした圧縮コルクです。
ウォータープルーフ ストレート 感想
・香り
レーズン入りのベイクドタルト、ほんのりぶどうガム、封開けたてなのでややアルコール感もありつつ、まったりモルティさとオレンジ系の明るさも感じつつ。
少し置くと焦げた小麦粉の香ばしさもでてきます。
・味わい
パッと広がる柑橘系の華やかさがありつつ、ほんのりフルーツタルト的な甘さとレーズン感、後半はライトにサラッとぴりぴりスパイシー。
開封したてはハネてアルコール感が目立ってしまいますので、グラスに注いだあと少し空気に触れさせてから飲んだほうが良いですね。
ウォータープルーフ ハイボール 感想
クリーンでまろやかでとても飲みやすい。
明るくモルティな薄く黄色いニュアンスの真ん中にシェリー系のコクが感じられて、とても良いです。おいしい。
ウォータープルーフ 評価まとめ
シェリー樽原酒が多いとのことですが、私は思ったよりもダーティーな甘さより、明るめの柑橘系のニュアンスのほうが存分に感じられました。
45.8%と、スタンダードなウイスキーよりもやや高めのアルコール度数なので、口に入れたときの華やかさとそこからのボリューム感があります。
開封したてはストレートで飲むと、少し若い原酒が多いかな、という印象です。注いでから少し置いたり、またはハイボールやロックのほうが相性が良いかもしれません。
4000円台だと他のシングルモルトなどと競合しますが、Amazonや通販サイトのセール時には3000円台中頃で購入できることが多くあります。お試しされる際はそういったタイミングで購入されることをオススメします。
補足
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