【駒ヶ岳など】スニフのウイスキーレビュー集第13弾【評価・感想】

バーテンダーをしている私スニフが、テイスティングしたウイスキーの一部をご紹介する記事の13個目です。ウイスキー界隈の人が常備している定番銘柄から、シングルカスクのマニアックな銘柄まで、様々です。

スモーキーとかピーティーとかよりも、優しいフルーツ感ただようカリラ。
シトラスやアプリコット感、黄色系フルーツと後半からグッとカリラらしい石炭オイル感。

コテコテのアイラ信者よりも、柔らかいのも好きな人にオススメかな。
個人的にはフルーティーなカリラで大好きです。

とても甘いジェネリック・グレンファークラスでした。

白いお花、10円玉、華やかでモルティな香り。
ふわっと軽やかにオールドボトルならではの銅っぽさを含んだ華やかな香りが膨らんで、すこしジンジャー的なピリピリしつつほろ苦くてクッキーみたいに甘い着地。

人気なのも頷ける甘スモーキーなニューフェイスでした。

砂糖菓子的な濃い甘さとたっぷり果実感。ドライマンゴー的なコクのあるねっとしりしたフルーツもいたり。後味のほどよい樽感とドライさ。

リンクウッドにハズレはないように思うのは、自分が好きだからなのか。

オーチャードハウス好きな人は、みんな何がしかのリンクウッド飲めばいいんじゃないかな。
注ぎたてはハーブやフレッシュ感、時間が経つとコクのある樽香がでてくるかんじ。

久々に飲むと

「あれ、これこんなに美味しかったっけ」

ってなる、あの現象が起きました。

濃密なシェリー、ダークフルーツとチョコレート、ウッディさ。
大人のビター味ポッキーみたいな、甘口シェリー樽ウイスキーの大好きな部分がギャッと詰まった期待通りのボトル。
コテコテに木の香りが強すぎず、フルーティさもあって美味。

みんなにおすすめできる安定・安心感のあるハズさないお財布にも優しい銘柄です。

ラフロイグらしいヨード&スモーク、奥に若干のモルティな感じとフローラルな感じ。
中にフルーツキャンディーみたいな濃密な甘さ、上品に長く伸びる余韻。

残り数ミリで抜けている部分も多いでしょうが、やはり他のラフロイグとは一線を画す出来ですね。

ウイスキー界隈の方々がみんな常備銘柄にしているのもわかる、素直においしい銘柄です。

骨太クリーミーなシェリー、奥にプラムとかダーク系のドライフルーツ、チョコレートというよりカカオ。

濃密なシェリー、ドライな木の感じと上品なドライフルーツ感が渾然一体、ボディも分厚く。

封開けたてより、少し置いたほうがフルーティーさがでて良き。時間をかけて楽しみたいボトル。

がぶがぶ飲んでもお財布に優しいバーボンがあると、どんな夜でも心強いです。

『駒ヶ岳2022』 は、
モルティさと軽やかなフルーティさ。
ライトにあっさり飲める煮詰めたりんご系のフルーティーさ。
2023よりも軽やかであっさり。

『駒ヶ岳2023』は、
2022よりもコクのあるフルーティーさ。
ベリーやダークチェリーとかのニュアンスも感じるフルーティーさ。
2022よりもダーティーな感じ。少し時間が経つとレモンクリームカスタードパイな香り。

特別なモルトも格別の香りと味わいですが、コスパ良くて素直に美味しいウイスキーはほんとにありがたいですね。

上記のスタンダード系は、リアルな知人に「家飲みにオススメ銘柄ない？」と聞かれたときに、よくおすすめしている銘柄を改めて飲んで記事にしました。
ウイスキーの値上げが続くなか、どれもほんとに美味しくて現代ウイスキーの技術の高さを感じますね。

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