【2分でわかる】デンマーク発のシングルモルトウイスキー『エーロ(AERO)』について、ポイントを簡単にまとめました。

ニューワールドウイスキーのなかでも北欧は特に評価が高い蒸溜所が多いです

デンマークウイスキー エーロ(AERO)とは
・デンマークのエーロ島でつくられているウイスキー
・自然豊かな地元の有機大麦、豊富に採れるピートを使用
・世界でも数少ないフロアモルティング製法を採用
・エーロ島の特徴であるバルト海からの淡い潮風を纏った大麦麦芽・熟成環境
・ボール型の蒸留器で生産することで、クリアでやわらかい酒質のウイスキーへと仕上がる

公式サイト)

エーロ(AERO)蒸留所の特色
・フロアモルティング製法※を行なっている。
エーロはあえて手間がかかるフロアモルティング製法を採用しており、細部までこだわり抜いている。
※フロアモルティングとは、ウィスキーの原材料の大麦を発芽させ麦芽にする作業を、全て手作業で行うウイスキー造りの伝統的な製法。(下記写真参考) 温度管理、適量の酸素供給、均一に混ぜるなど麦芽にする作業が繊細、熟練の技が必要になため、近年世界のほとんどの蒸留所が行っていない。

・地元産の有機大麦を使用
大麦は蒸留所のすぐ近くにある、Kammerråd-gaarden農場の有機大麦のみを使用。(一部南デンマークのハダースレフ農家の大麦も使用)
地元の有機大麦を使ってフロアモルティング製法を行う事で、エーロ島の特徴であるバルト海からの淡い潮風を纏った麦芽が誕生する。
・受賞歴
世界中から2000以上のウイスキー蒸留所からエントリーがあった「Women’s international trophy 2021」というコンクールのウイスキー部門で金賞を受賞。

デンマークの『土地』にこだわった蒸留所ですね
エーロ(AERO)ラインナップ

エーロ シングルモルトウイスキー スタンダードイシュー
・年間総生産数4000〜8000本
・アメリカンオークの新樽とシェリー樽の2つの樽で熟成のスタンダード品
・地元及びデンマーク産のオーガニック大麦麦芽を使用し、3年以上熟成されたナチュラルカラーのスモールバッチウイスキー

スモーキーさや鋭さはなく、非常に柔らかく、大麦麦芽の甘さを感じるまろやかなウイスキーです。
エーロ シングルモルトウイスキー
・年間総生産数約1000本限定
・地元エーロ島で育ったオーガニック大麦のみを使用
・オロロソとPX(ペドロヒメネス)シェリー樽で3年以上熟成されたナチュラルカラーのシングルモルトウイスキー

プルーンやバニラのアロマにバルト海由来の塩っぽさのアクセント、ほんのりキャラメルやチョコレートのような上品な甘さを持つウイスキーです。
デンマークウイスキー エーロ(AERO)まとめ
本記事では北欧・デンマークでつくられているシングルモルトウイスキー『エーロ(AERO)』について、簡単にまとめました。

古き良き手作業の時代を彷彿とさせるウイスキーです。極少量生産ですが、日本国外では上記以外のラインナップもリリースされているようです
一部では飲食店向けの限定商品や、リリースと同時に即完売の銘柄もあるようですので、見かけた方はいちどは経験してみてはいかがでしょうか。
(リンク先から見つからない銘柄があれば、こちらの記事もご参考ください)。
補足
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