・サントリー4月より値上げ
・MHD4月より値上げ
・ニッカウイスキー10月より値上げ
・キリンビール10月より値上げ
2022年、各社で値上げや終売・休売が続々と発表されています(下記記事参照)
どの銘柄も、今後の世界的なウイスキー事情や円安・インフレなどの要因を考えれば、今後も価格改定が行われていく可能性が非常に高いです。
人気銘柄や品薄銘柄はあっというまに価格が上昇していますが、そのなかでもまだ値上がりせず楽しめる銘柄もいくつか残っています。

本記事では私のバーテンダーとしての長年の経験から、まだ値上がりしていない今すぐ買えるコスパ抜群の「おいしい」穴場・シングルモルトをご紹介します
気になる銘柄があれば、ぜひ今のうちに楽しんでみてください。
多くの人にまだ見つかっていない銘柄をご紹介していきます。
グレンリベット 15年 フレンチオークリザーブ
・18年が品薄・価格高騰しているグレンリベットの15年
・15年熟成のシングルモルトとしては、他に類を見ない破格の価格(5000円前後)
・味、香りともにマイルドでフルーティー、ややウッディでなめらかな熟成感もあるオールラウンダー。
・ハイレンジはかなり高価になっていっているグレンリベット。今後のウイスキー事情を鑑みてもかなり割安です
ボウモア 10年 ダーク&インテンス
・価格改定や終売銘柄も発表されているボウモアの免税店向け銘柄
・10年熟成、そして何よりどんどん希少価値が増しているシェリー樽熟成
・シェリー樽由来のなめらかな甘みとスモーク、ビターで心地の良い余韻(グラスに注いでから少し時間を置くと甘い香りがひらいてきます)
・内容量も通常のウイスキーの1、4倍の1リットルなので、かなり割安です
アベラワー 10年 フォレストリザーブ
・アベラワーのスタンダード銘柄
・おいしいのになぜか話題にならない隠れた高コスパシングルモルト
・シェリーとオーク樽で熟成、尖ったところのないマイルドで暖かい味わい、バニラやウッディな甘さに優しく包まれる柔らかいウイスキー
・人気銘柄の価格が高騰する中で、変わらないスペイサイドの良心
ロイヤルロッホナガー 12年
・こちらもおいしいのに話題にならない隠れた高品質なシングルモルト
・ヴィクトリア女王が愛したことで有名なロイヤルロッホナガー
・はちみつの甘さや木の香り、ほんのりとピートのスモークが漂うバランスの良いミディアムボディのウイスキー
・生産量も多くはありませんので、人気に火がつく前に一度は飲んでいただきたい銘柄
トーモア 14年
・スペイサイドの特徴である華やかな甘さのある、知る人ぞ知る銘酒
・14年熟成の素晴らしい味わいのシングルモルトが1万円以下で購入できる驚異のコスパ
・シェリーの甘みと華やかなフルーツ香と甘みが感じられ、穏やかなビター感と長く心地の良い余韻、熟成感もあり、個人的にもオススメの一本です
・ウイスキー好きにはたまらない銘柄ですが、初心者の方でも誰が飲んでも美味しい華やかなウイスキー
追記)2022年12月ごろより品薄になったようです。
アバフェルディ 12年
・デュワーズのキーモルトとなるシングルモルトのアバフェルディ
・各社スタンダードクラスの値上がりが続く中で、まだ3000円台前半で購入できる隠れた高コスパ銘柄
・穏やかでナッティ、ハニーの優しい甘みやほのかにオレンジピールのアロマが広がるウイスキー
・いつどんな気分のときでも、飲めばホッと安心する柔らかい味わい
穴場ウイスキーまとめ
まだ知られていない銘柄にも、素晴らしいウイスキーはたくさんあります。
どのメーカーでも2022年から価格改定が行われていますので、気になる銘柄があればぜひ今のうちに楽しんでおいてください。
世界的なインフレや円安で2023年にも価格改定が続くかもしれません。

人気・価格高騰していない銘柄にもまだまだ美味しいシングルモルトがありますので、こっそりと楽しみましょう。笑
補足
他にもコスパ抜群のマイナーなウイスキー銘柄をお探しの方は、下記に記事をまとめましたので、こちらもご参考になれば幸いです。
本サイトでは人気ウイスキーの定価での購入方法やプロのバーテンダー注目の銘柄、終売情報なども発信しています。(サイト内他記事参照)
SNSでは人気銘柄の入荷速報なども発信していますので、早く情報をキャッチしたい方はのぞいてみてください

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