
とても安いバーボンなのに、とても飲みやすいバーボンです。
『エヴァンウィリアムス』とは

・世界第2位*の販売量を誇るバーボン。
(2023年1~12月販売量において、テネシーウイスキーを除く)
・1783年にケンタッキー州にて石灰岩から湧き出る水を発見し、最初にトウモロコシを原料としたウイスキーを造ったとされる人物、『エヴァン・ウィリアムス氏』にちなんで命名された。
・使用される原種はヘヴンヒル蒸溜所でつくられている。
・内側を焦がしたホワイト・オーク樽で熟成。バニラやミントの香りと黒砂糖やキャラメルの味わいが特徴。
・スタンダードクラスのバーボンの熟成期間は3~4年だが、エヴァンウィリアムスのスタンダードのブラックラベルは、5年から8年の原酒をブレンドしている。
・スタンダードのブラックラベルや、バーボンとしては長期熟成の12年のレッドラベル、原酒タイプなど様々なタイプがある。
ウイスキー・オブ・ザ・イヤーをはじめ数々の受賞歴や功績があり、世界的な評価を受賞している。
公式テイスティングノート)
内側を焦がしたホワイト・オーク樽で熟成。
バニラやミントの香りと黒砂糖やキャラメルの味わい。
芳ばしい香り、すっきりした後味のコンビネーションの良さが特徴的。なめらかで快い口当たり。
公式サイト) https://www.bacardijapan.jp/products/items/evan-williams-black-label/
市場価格)
エヴァンウィリアムス ブラックラベル 正直レビュー

ビニールなのでメリッとめくれます。
エヴァンブラック ストレート 感想

・香り
ミント系のスッとしたグリーン感と濃厚バニラが一体となって感じます。奥に乾いた茶色い木材、木工用ボンドとか。新緑を感じる季節に、自然の中のベンチで木のスプーンでバニラアイスを食べているような。
・味わい
安いバーボンにありがちな最初にアルコールが来るかと思いきや、甘さがきます。
優しい甘さがスーっときて、ほのかにバニラや木の香りを漂わせながら、スムースに広がってスッキリとした軽やかな後味。

サラッとしていてさすがに奥行きはそこまで感じないですが、嫌な雑味とかはないですね。
エヴァンブラック ハイボール 感想

ウッド感だけではなくナチュラルな甘さもあり、やはりバーボンのなかでもスッキリして飲みやすいですね。
『エヴァンウィリアムス ブラックラベル』評価まとめ
同じ価格帯の安いバーボンのなかでは、トゲトゲした感じもなくて群を抜いて飲みやすい銘柄です。
バーボンによくある溶剤(セメンダイン)感や濃厚な焦げたウッディさ、というのは控えめで
ほんのりバニラと優しいウッドがスーーーっとクリーンに広がってシュッと消えていきます。

良くも悪くもスムースでサラサラと飲みやすく、(安いので当たり前ですが)コクや奥行きなどに少し物足りなさもありますが、ふだん気軽にハイボールにしたりするのには重宝しそうです。
他の安ウマなバーボンウイスキーをいろいろ試してみたい方は、下記記事をご参考ください。
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