【3分でわかる銘柄紹介】
バーボンファンならお好きな方が多いブッカーズ。
年によっては供給が不安定で入手困難になり、価格も揺れ動きが激しいです。
みなさんはご存知でしょうか?
そんなブッカーズを超える?!骨太さとパンチ力を持ったバーボンがあります。
それがこちら
スタッグ ジュニアです!
(ジョージTスタッグジュニア(George T. Stagg jr)
こちらの記事ではバーボン好きの方なら絶対に知っておきたいこの銘柄について解説します。
スペック
スタッグjrは、年間生産数量350本〜400本の最高級プレミアムバーボン「ジョージ・T・スタッグ」の姉妹品として、2013年よりバッファロー・トレース蒸溜所よりリリースされました。
こちらが親分にあたるジョージTスタッグ
アルコール度数は70度を超え、生産量の少なさから入手困難を極め、現在10万円以上の価格がつけられています。(2016年を最後に一般販売はないようです)
私は数年前に一度だけ飲みましたが、口に入れた瞬間バーボン独特の樽香、シンナー臭がとてつもなく強く広がると同時に、甘みやフルーティな味わいも感じられるまさに『至高のバーボン』でした。
その至高のバーボンの復旧品・廉価版として出されたのがスタッグジュニアです。
ジョージTスタッグと同じく加水調整なし、ノンフィルターでボトリング。
バッチによって度数が異なりますので、リリースされる年によってアルコール度数が違っています。だいたい64度〜66度の間が多いようです。
熟成年数は平均8年〜9年(ジョージTスタッグは15年前後)。8〜9年というのは、バーボンにおいては平均よりやや長い熟成年数です。
年に2回だけ製造される数量限定商品です。
味わい・現在の市場価格
バーボンの王道を行く味わいです。五角形のグラフにすると、ブッカーズが樽香やパンチ力重視とするならば、こちらのスタッグジュニアはそこを含めたバーボンにおけるすべてのパラメーターが高いといえるでしょう。
焦がした樽の力強いウッディさ、メロー、バニラ香、レーズン、さとうきびのようなコクのある深い甘み、ビターな余韻。
バーボンファンなら必ずと言って良いほどハマる力強い香りと味わいです。
とりわけブッカーズが好きだと言っていた何人もの人が、「これはたまらない!」と言ってスタッグジュニアの虜になってるのを何度も目撃しました。
年に2度ほど日本にも入ってきていたようですが、爆発的人気により2021年9月現在は安定供給が難しいようです。(2,3年前まで普通に買える場所も多かったのですが……)
通常11000円ほどで買えた商品ですが現在はオークションサイトやフリマサイトなどで19800円ほどで取引されているようです。
どこまで価格は上昇するのでしょうか……。
まとめ・飲める場所
・プレミアム・バーボン、スタッグジュニアを飲まずしてバーボンを語れない
・ブッカーズ好きは特にハマる
・2021年現在安定供給がなく、通常11000円ほどが現在19800円
今後また日本に入ってくる可能性が高いので、見つけ次第の購入をおすすめします。
2021年9月現在、ボトルで買える場所がほとんどありません。
ウイスキー(とりわけバーボン)を広く扱っているBARでしたら、置いていないお店はないと思いますので、経験したことのない方は、見つけたらぜひ飲めるうちにワンショット飲んでみてください。
もしこのまま入手困難な状態が続けば、価格もどんどん上がってしまいますので、今のうちに。
新しい衝撃があなたを待っていることでしょう。
追伸)
生産調整などもあり、2022年に入っても日本に入ってきていないようです。
同じバッファロートレース蒸溜所からリリースされている、こちらの『EHテイラー』も、骨太で濃い王道のバーボンらしい味わいから、スタッグファンに人気の銘柄です。
バーボンの王道を行く味わいの、私も大好きな銘柄です
補足
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みなさまの口福な世界が広がれば幸いです。
ご一読、ありがとうございます。
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