【アランシェリーなど】スニフのウイスキーレビュー集第7弾【評価・感想】

バーテンダーをしている私スニフが、テイスティングしたウイスキーの一部をご紹介する記事の7つ目です。

アランらしいミルキーな化粧品とほんのりオレンジの皮とかレーズン。
味わいはダークチェリー系の赤いフルーツとじんわりコクのある甘みと樽香が優しく広がって、柔らかい柑橘の皮系のビターに包まれながら着地。

アランはほんとに、嫌味がなくて素直。
もう少し熟成年数があれば、奥行きも長くなっていきそうですが、価格を考えればカスクストレングスですし、じゅうぶんおいしい。

焦げた樽香、バニラ香の柔らかい甘さのあるメロウなウッドフォードに、新樽のパンチが加わって、よりコクとバーボンらしさが増した感じ。

筋肉ムキムキだけど、根っこは優しいやつ、みたいな。

少し置いておくとグラスアロマがめっちゃバニラ。

力強い樽香とダークチェリー系のてろっとした感じ、濃い甘さとフルボディな木の力強さと奥にバニラ&スパイシー。
通常のメーカーズマークとは一線を画す、飲みごたえのあるタイプ。
バーボン好きに飲んでほしいパワータイプ。

ロックにすると紅茶みたいな感じとはちみつみたいな甘さがでたり。
ロックがおすすめかも。

めちゃくちゃ良い香り、この世のりんご系の香りの頂点。
カルヴァドスって香りがメインで味わいの薄いものが多いですが、コレはてろっとしていてフレッシュなりんごの香りと上品な甘みが至高。幸せ。
これ飲んだ後、しばらく口の中はそのままでいたい。

ウイスキー好きにこそ一回飲んでほしい。

黒糖のようなコクのある甘い香りとほんのり樽感のビター、と同時に焼きイモみたいな香ばしい甘さ。
パープル、黒糖と焼き芋と樽。封開けたてより最後のほうが甘さが立っておいしかった。

白ぶどう系のフルーツと蜂蜜とオレンジの皮系のビターさ、暖かく甘くてアプリコットとほんのり塩バニラ的なニュアンス。

ウイスキーにおける、人によっては苦手とする部分(人によってはそれがないと物足りない)が全くないので、初心者の人にも安心しておすすめできますね。

お店によって価格差がすごいの何故……。

開けたてのときのイメージでクリーミーチョコレート系かと思いきや、

まさかの爽やかフルーツ、ジュシーなぶどう感。ドライフルーツとまったりな樽感からの上品シナモンビタースパイスでふくらみも良く余韻もおいしい。

最近見なくなったフルーティー系のシェリー樽！

久々だったので、こんなにおいしかったっけなあ、とびっくりしました。

ダークチェリーと柔らかいウッド、まったりバニラ。爽やかで優しい甘みに包まれ、胡椒系のピリピリスパイスで着地。

暖かい暖炉の前で、おじいちゃんの分厚い手で頭をがしがしなでられるような、そんな優しさ。

柑橘系と青リンゴ系の酸味のある爽やかフルーツ、ライトで軽やかな芳香、クッキーみたいな甘みとじんわりオレンジの皮やジンジャーみたいなビター。

個人的にフィディックはオールドよりも現行品のほうが好きでしたが、コレは軽やかですがフルーティでおいしいなあ。

黄桃やマンゴー系のねっとり黄色いフルーツ、奥のほうにバニラ、シナモン、
濃くてフルボディで、グンっと伸びてくるエステル。超絶美味。

このへんになると、言葉にするばするほどチープになってしまう。

久々に味わったアドリアンカミュアドリアンは、別格でした。華やかなりんごのジューシーな甘さのある、上品でラグジュアリーな香り。
熟成期間も40年前後と長く、その割にはウイスキーほど価格が高くありません。
ウイスキー好き、いや、全ての蒸留酒好きに一度は体験していただきたいだすね。

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