
アチャ蒸留所の『ハラン』について、スペインでのウイスキー事情とともに簡単にまとめました。
アチャ蒸留所のウイスキー『ハラン』とは

・スペイン北部の古くからバスク地方にある『アチャ蒸留所』でつくらているウイスキー
・「ハラン」はバスク語で「谷」を意味し、渓谷と川、蒸留所のある美しい自然環境を表している
・蒸留にはブランデーなどに使われる小型の蒸留器を使用している
・12年以下のリリース品は100%バスク地方産の大麦麦芽を使用している
・London Spirits Competition 2022 シルバーメダル 受賞
アチャ蒸留所の位置)

公式サイト)

バスク地方で最も古い蒸留所です。
短期熟成品は自社生産、超長期熟成品は世界各地のウイスキーをブレンドしたものもあるようです。
スペインのウイスキー事情

・世界のブームとともに新しくウイスキーを作りはじめたメーカーは、小型の蒸溜器を使用しているところが多い。 ・生産規模としてはごく小規模で、それぞれが独自のウイスキーをつくっているため、スタイルの共通点や全体としてのまとまりは少ない。 ※「スパニッシュウイスキー」というカテゴリーを定義する法律が存在しない(EUが定めるゆるい規制のみ)ため。 ・未発達な部分があるものの、イベリアの樽やサイダー樽を使用するなど、柔軟さこそが、新しいスパニッシュウイスキーの魅力の一部となりつつある。
ハラン ラインナップ


原材料と「シングルモルト」の表記がないので、18年以上は世界のモルトウイスキーをブレンドしたものとの情報もあります
ハラン 8年 クラシック
バスク産大麦100%使用。アメリカンホワイトオークで8年間熟成。

モルトとバニラ香るライトなウイスキーです。
ハラン 12年 トラディショナル
バスク産大麦100%使用。スペイン北部イベリアオークで12年間熟成。

オレンジやバタークリームのような甘さとタンニンのビターさを感じるウイスキーです。
ハラン 12年 サイダーカスクフィニッシュ
バスク産大麦100%使用。様々な樽で10年間熟成した後、バスク地方でサイダーの発酵に使用される225リットルの樽で2年間熟成。

りんごの爽やかなアロマとバニラや柑橘を感じるフルーティーな銘柄です。
ハラン 12年 ポートカスクフィニッシュ
バスク産大麦100%使用。多種の樽で10年間熟成した後、ルビーポートの熟成に使用される300リットルの樽で2年間熟成。

フレッシュベリーやレーズン、ウッドスパイスを感じる銘柄です。
ハラン 18年 オリジナル
アメリカンホワイトオーク、フレンチオーク、ハンガリーオーク、さまざまなレベルのトーストした樽、18年間熟成。

熟したフルーツのアロマやはちみつの甘さ、スモークナッツのフィニッシュ、熟成感・余韻も堪能できる非常に完成度の高い銘柄です。
スパニッシュウイスキー『ハラン』まとめ
本記事ではスペインのウイスキー事情と、バスク地方にあるアチャ蒸留所のウイスキー「ハラン」について、簡単にまとめました。
少量生産のため、安定的に日本で入荷される見通しが立たないので、気になる銘柄があれば早めに手に入れることをおすすめします。

スペインはシェリー樽の一大生産地でもありますので、ハランを含め、今後リリースされるスパニッシュウイスキーも楽しみですね。
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補足

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