【スモークトレイルズなど】スニフのウイスキーレビュー集第11弾【評価・感想】

バーテンダーをしている私スニフが、テイスティングしたウイスキーの一部をご紹介する記事の第11弾目です。

今回はアードベッグのスモークトレイルズからカバラン、スタンダードな銘柄をあらためて飲んでみたりと様々です。

やや若さを感じるピート、グリルでじっくり焼いたパプリカみたいな甘さとペッパー、ほんのり潮とスモークスパイス、奥にかすかにダークフルーツ。

アードベッグのなかでは優しい甘さもあり、あっさり飲みやすいです！

（1リットルで量が多いのでやや高く感じがちですが、700ｍｌだとそこまで効果ではありませんね）。

ハーブ&シトラス、木、カスタードチェリーパイ。

暖かみのある木の香りが口いっぱいに広がり、奥にダークチェリーやバニラ、フィニッシュにシナモンや木の渋ビター。

木の渋みと甘みのバランス、個性的でめっちゃいい！これはバーボンも好きな人にはバツグンでは。

他の銘柄がぐんぐん値上がっているなか、相対的にわたしのなかのカバランの評価が上がっていっています。ミドルレンジ以上はどれも濃厚でおいしいですね。

あっさりクリーン&ライトな麦芽の甘い香り、ほんのりバナナ&バニラウエハース。
優しい甘さとビター、暖かいスパイスがじんわり広がる。
感覚的に、スコッチのブレンデッドというよりも、アイリッシュに近いかなあ。

シャープなウッドと軽やかですっきりとした甘さ、あっさりした軽やかなバーボン。
甘さ控えめなので、ドライでライトにソーダ割り出にすると食中酒良いかもしれません。

価格も安く、気軽にグビグビいっちゃいそう。

ライ麦の乾いたスパイシーさと木の香り、コショウ系のピリピリスパイス感。
良くも悪くも味わいは軽やかでスムース。

柑橘フルーティー　焼きりんご、フローラル。綺麗ながらもほんのりロースト感のある香り。
めっちゃ柑橘、りんごとはちみつ、めっちゃ綺麗！綺麗にふくらみ、綺麗にながれていく。アルコールの嫌なところいっさいナシ！

もっと骨のあるものが良いという人もいるだろうけれど、これは好きな人多そうなやつー！
美人さんでおいしい！

開けたてよりもフローラル感が増してる。
りんごの花、バニラ、奥の方にほんのわずがだけ化粧品
クリームソーダ、柑橘系の皮のビター

開けたてのバニラ感も良かったですが、残りわずかのフローラル感とクリームソーダ感もたまらずうまし。

安心と安定の優しいハーパー

ハーパーソーダはやっぱり好きだなあ。

BARで『角ハイボール』と『ハーパーソーダ』はもはやひとつの哲学。

近年のカバランは価格に対して味わいがよくできているものが多く、わたしはおすすめです。

カバランレベルの濃厚さをスコッチやジャパニーズで味わおうとすると、価格が倍ほど必要になってきています。

ただ熟成年数の短さゆえの粗さを感じる部分もありますので、より濃厚で洗練されているタイプ（ミドルクラス以上）がとくにおすすめですね。

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