
短期熟成ウイスキーが増えてきたなか、ファーストリリースが驚きの『12年熟成』の、愛好家大注目の銘柄です。
『ローズアイル』とは

・ディアジオ社が2009年にスペイサイドの北部に建設(2010年ごろより稼働)した新しめの蒸留所
・スパイシーなハイランドとリッチでフルーティーなスペイサイドの両方の特徴をあわせもっている。
・年間1,000万リットルと、数多ある蒸留所のなかでも最大級の規模。(グレンリベットやグレンフィディック、マッカラン並み)
・ほとんどがブレンデッドウイスキーの原酒にまわしており、シングルモルトのリリースは2023年ごろから(日本へは2024年ごろ入荷)。
・最新鋭の設備がそろえられており、環境に優しい生産工程が、少人数で行われている。
・「ローズアイル 12年 スペシャルリリース」が、シングルモルトとしてのオフィシャル初リリース。
公式サイト)

公式テイスティングノート)
香り:メロウな香り、全体の印象は「ラッシュ(豊か)」、つまり明るく有望である。バニラの軽い甘さ、少量のモラセス、多少のシリアルが加わる。複雑ながら、しっかりまとまっている。フルーティーとナッツのノートがうかがえる。トップノートはバタークリームの乗ったバニラスポンジを思わせる。このアロマはだんだん強まる。底には熟れた桃とホワイトチョコレートの仄かな香りが横たわっている。これらすべてのノートは微かで控えめである。
ボディ:ミディアム。
パレート:テクスチャーはスムースでクリーミー。味わいはバニラクリームを伴う甘さ。その後、スパイシーな複雑さが加わり、バランスのとれたコクをもたらす。ミッドパレットではバニラノートが増し、濃いフ
ルーツ感が立ち上る。この甘さはずっと続く。ストレートでも、少量の加水でも、非常に飲みやすい。少量の加水は味わいを和らげ、甘くする。
フィニッシュ:長い。フィニッシュは甘く濃厚で、ややスパイシー。少量のホワイトペッパーを含む。少量の水を加えることで、甘みを増す
ローズアイル 価格
希望小売価格 1万3,700円(税込15,070円)
市場価格

リリース当初は18000円前後で売られている酒屋さんが多かったですが、価格もだんだん落ち着きましたね。
ローズアイル 評価(感想)
・ローズアイル 12年 ディアジオスペシャルリリース 2023 700ml 56.5%
・ファーストフィルバーボン樽とリフィル樽で熟成。

バニラ、若干のパフューム、白桃系のフルーティーさ、アーモンドクリーム。少し経つとほんのりフローラルとバナナがでてくる。
膨らみ方も、華やかで少し軽やかに広がり、フィニッシュも甘ほろ苦くて穏やか。

全体を通して『白色』系のフルーティーさと華やかさな甘さがありつつ
とてもお上品にまとまっている感じ。
ローズアイル レビューまとめ


キリンのシングルモルト『富士』が好きな人は、このローズアイルも好きそう。
(私は好きな系統でした)。
軽やかなので、ヘビーでフルボディなのや、コテコテな甘さやピーティなモルトを求める人には物足りなさそうかなあ。
補足
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