ハイボールも水割りも日本では軟水でつくられますが、硬水でつくってみたらどうなるかを検証してみました。
前提と硬水と軟水の定義(違い)
軟水のメリットとデメリット)
•メリット: 軟水は飲みやすく、肌や髪に優しいため日常的な使用に適しています。また、日本料理の出汁を引き出すのに最適です。
•デメリット: ミネラル成分が少ないため、栄養補給には向いていません。
硬水のメリットとデメリット)
•メリット: 硬水はカルシウムやマグネシウムを多く含み、ミネラル補給や便秘解消に役立ちます。
•デメリット: 飲みにくさや胃腸への負担があるため、過剰摂取には注意が必要です。
日本とスコットランドの水の違い)
日本とスコットランドの水の硬度の違いは、地質と地形によるものです。日本の水は一般的に軟水で、東京の水道水の硬度は約60mg/Lです。一方、スコットランドのグラスゴーでは硬度が約15.8mg/Lとさらに低く、軟水です。イギリス全体では地域によって硬度が異なり、例えばロンドンでは275mg/Lと硬水です。このように、日本とスコットランドはどちらも軟水が主流ですが、イギリス内では地域差があります。
同じウイスキーを使って軟水と硬水でハイボールを作って飲み比べてみた
飲み比べに使用するウイスキーと炭酸水
使用するウイスキー
家にあったサントリーオールドで検証します。
使用する炭酸水
軟水
こちらのお求めやすい価格のラベルレスの炭酸水を使用しました(いつもお世話になっております)。
(硬度 10〜30前後)
硬水
知り合いにオススメしていただいた、こちらの楽天で大人気のエプソムウォーターというミネラル豊富な炭酸水を使用しました。
(硬度902mg/l)
炭酸水だけ飲み比べてみた
・普通の。
マイルドで柔らかい、甘い。いつもの。サラッとしたら飲み心地、後味もキレが良い。気がする。
・ミネラル入り。
口の中での馴染み方はとても良い。喉を通るときにグッと飲みごたえがある。口の中にあまじょぱい感じが残る。気がする。
軟水でハイボールをつくってみた。評価・感想。
いつものハイボールです。うんうん。
詳しいテイスティングノートは以前書いたコチラの記事通り、というか
封を開けて少し経っているからか、それとも少し酔っているのか慣れたのか、ややマイルドになったかなあ、という感じ。
硬水でハイボールをつくってみた。評価・感想。
さきほどのいつものと比べて、ビター感と輪郭がハッキリしたような感じと、フィニッシュに少し塩味というか、残るような感じ。
軟水・硬水のハイボールの違い レビューまとめ
軟水のほうが飲みやすく甘味がでたりしますが、硬水でつくるとクリアながらクッキリするイメージでした。
軟水はなめらか、硬水は苦味というか固い感じがでるので、飲みごたえは増しますね。
水や氷が違うと、同じウイスキーでも違った面が強調されておもしろいので、
そういった意味では、飲み比べするときは多面的なブレンデッドのほうがおもしろいかもしれませんね。
思わぬ一面に出会ったりします。
私の好みで言えば、軟水のほうがやはりハイボールにも合うかな、と思いました。
使用したミネラル豊富な硬水(エプソムウォーター)を単体で飲むとスススっと口の中で溶けるように馴染むので(昔飲んだ氷河から汲み上げた高級な水(VOSS)に似ている)、
これはこれで、お風呂上がりなどにごくごく飲むのにオススメです。
飲んだそばから体に染み渡ります。
補足
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