昭和から令和まで長く飲み継がれてきたお酒です。長く続くものには、必ず意味があります。
サントリー『オールド』とは
・1950年から発売している由緒正しきサントリーのブレンデッドウイスキー。
・1950年代から60年代にかけて、オールドは働く男の憧れのお酒であり「出世してから飲む酒」の象徴だった。
・使用されている原酒は全て国産で、山崎のシェリー樽や知多などが含まれている。
・1970年代から1980年代には「ダルマ」や「タヌキ」と言われ、ボトルキープ全盛期の日本で驚異の1240万ケースを売り上げた。
・日本洋酒酒造組合の定める「ジャパニーズウイスキー」の規格に合致している。
公式資料)
ウイスキーを愛する多くの人々の舌で鍛えられ、磨かれてきた味わいは、かつてのオールドのキーモルトであったシェリー樽を強化することでさらにまろやかに。デザインは伝統を守りつつ、現代に通用する上質感・高級感を追求しました。
公式サイト)
価格
希望小売価格）
2,250円(税込み2475円)
市場価格)
古いボトルも気軽に試せる価格でよく出回っていますね。(個人的には、オールドのオールドボトルは家庭で保存していたものが多く、状態によって当たり外れが大きい印象です)。
サントリー『オールド』 レビュー・評価
オールド ストレート 感想
思ったより色が濃いですね（オールドボトルはもっと薄かった記憶が。時代によって変わってそう）。
・香り
アルコールのアタックがくるものの、奥にほんのりコクのある甘い樽香とダークな果実。
・味わい
最初にクッと甘さが来ます。シェリー樽原酒が入っているのも納得のコクと甘み、なめらかな樽香とグレーンのスムースな後味。
オールド ハイボール 感想
樽のコクのある甘みとほんのりベリー感と硫黄感、総じてなめらか。
サントリー『オールド』評価まとめ
封開けたばかりということもあり、注ぎたての香りはアルコール感が強くてどうかと思いましたが、口に入れた瞬間甘みが広がり、スムースで飲みやすいです。さすがサントリーさんですね。
思いのほかシェリー樽感が強いです（ワイン樽原酒も使われてそう）。
昔飲んだオールドボトルはもっとあっさりふくよかだった気がするので、印象はだいぶ変わりました。ブレンド内容も時代によって変わるのが当たり前ですね。
日本人に合うようにつくられているため、ロックや水割りもおすすめです。
リザーブやローヤルも感想をまとめたので、気になる方は下記記事をどうぞ。
補足
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