
「ロイヤル」ではなく「ローヤル」なのが趣深くてなんとも良いですね。
サントリー『ローヤル』とは

・「ローヤル」はサントリー創業60周年を記念して、1960年に誕生したジャパニーズブレンデッドウイスキー。
・サントリーの創業者であり、嗅覚が非常に優れていたという数々の伝説が残る”初代マスターブレンダー”鳥井信治郎の最高傑作。
・瓶型は漢字の酉(酒の器)、栓は鳥居をかたどったもの。
・日本の高級ウイスキーの代名詞として、日本人が本当においしいと感じるブレンド比率を追求。まさに「黄金比」と呼ぶにふさわしい極み。
・手に取りやすい660mlの「スリムボトル」とオーセンティックな700mlの通常ボトルがある(中身は同じ)。
・原酒は全て国産のものが使われており、日本洋酒酒造組合の定める「ジャパニーズウイスキー」の基準に合致した製品。
公式資料)
甘く華やかな香り。やわらかくなめらかな口あたり。すっきりと心地よい余韻が特長。
「舶来ものに負けない国産ウイスキーを」…この志に貫かれた鳥井信治郎の夢の到達点、「サントリーローヤル」は、信治郎の鼻が生んだ最後の、そして最高の作品です。
価格
希望小売価格)
3,900円(税込み4290円)
市場価格)
公式サイト)

オールドボトルも気軽に試せる価格でよく出回っていますが、ご家庭で保存されていた場合は、保存状態によって当たり外れが大きい印象です。
良い状態のオールドボトルは、昔の山崎の原酒がたっぷりと使われているので、一部のウイスキー愛好家に好評のようですね。
サントリー『ローヤル』レビュー・評価

ローヤル ストレート 感想

・香り
開封したてはややアルコール感、しばらくすると焼きりんご、はちみつバタークッキーとウッド、奥にぶどう、フローラル。
・味わい
なめらかな甘みとコク、ほんのりはちみつ系の甘みと奥行きのある上品なぶどうの皮ビター。全体を覆うサントリーウイスキーならではの爽やかな森林の風感。

開封したてはアルコール感を感じ取ってしまい、若いのかと思いましたが、時間が経つにつれてウッドと甘さ、ほんのりエステリーな香りがひらいてきました。
ローヤル ハイボール 感想

前半にはちみつ系の甘さとほのかにりんご系の爽やかさ、ベリー、後半にウッドとほんのりスモーキーとコクのある余韻。
濃さを変えると、スモーキーさが際立ったりウッディさが際立ったり、飲みごたえもあってハイボール単品でもけっこう楽しいかもしれません。
サントリー『ローヤル』評価まとめ
鳥井信治郎の最高傑作ということだけあり、思ったより複雑な香味でした。
むかし飲んだのはもっと甘くて柔らかい印象でしたが、しっかりとコクもあって深い飲みごたえに驚きました。
ハイボールにしても、口の中で香りが変化しておいしいです。

飲みやすいだけではなく奥行きがあります。ロックや水割りもおすすめです。
サントリーの技術力の高さを感じる銘柄ですね。
オールドやリザーブも感想をまとめたので、気になる方は下記記事をどうぞ。
補足
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