【2分でわかる】スコットランド、エジンバラに新しく設立されたホーリールード蒸溜所のポイントを簡単にご紹介します。


かつて駅の貨物倉庫として使用されていた築180年の歴史ある建物を利用して造られました
ホーリールード蒸留所とは

・2019年に約100年ぶりにエジンバラの地で創業した新しい蒸留所
・ウイスキーマガジン主催の“アイコンズ・オブ・ウイスキー・スコットランド2022”において「クラフト・プロデューサー・オブザ・イヤー賞」受賞
・ホーリールード蒸溜所のあるエディンバラがスコッチエール発祥の地と知られる点に着目し、エールビールの製造に使用されるブルワーズイーストと焙煎したブルワーズモルトをウイスキーづくりに使用
・シングルモルトのほか、ジンやリキュールの製造も行っているクラフト・ディスティラリー
公式サイトはこちら)

ホーリールード蒸溜所の位置

コチラ

スコットランドの中心地、エジンバラの市街地にあります

エジンバラですので、シングルモルトの区分で言うと「ローランド」になりますね
製品ラインナップ
『ホーリールード ニューメイク ブルワーズシリーズ』
2022年6月より日本市場でもリリースされた実験的なニューメイク・シリーズです。
(熟成期間3年以下のウイスキー)
ホーリールードNO.1 ブルワーズ×ディスティラーズイースト
ビールの香味を決める1つのファクターである“イースト”に焦点を当て、ディスティラーズイーストの他にブルワーズイーストを使用したバージョンです。
一般的なディスティラーズイーストはアルコール生産能力(発酵効率)を追求したイーストですが、ブルワーズイーストも合わせて使用することで、ピーチやソフトなシトラスのアロマが付加され、よりクリーンな口当たりになっています。
ホーリールードNO.2 クリスタルモルト
ビールの香味を決める1つのファクターである“モルト”に焦点を当て、ディスティラーズモルトの他にブルワーズモルトの「クリスタルモルト」を使用したバージョンです。
クリスタルモルトはキャラメルモルトの別名で、軽く焙煎を施した光沢のあるモルトで、味わいにキャラメルやトフィーを感じる甘味を与えてくれます。
ホーリールードNO.3 チョコレートモルト
ビールの香味を決める1つのファクターである“モルト”に焦点を当て、ディスティラーズモルトの他にブルワーズモルトの「チョコレートモルト」を使用したバージョンです。また、ディスティラーズイーストの他にブルワーズイーストも使用されています。
チョコレートモルトは強く焙煎したモルトで、ダークチョコレートの風味やコーヒーのロースト香を与えてくれます。
ホーリールードNO.4 メイドバイエディンバラ
ブルワーズモルトとブルワーズイーストを使用した探求の集大成。モルトはディスティラーズモルトの他にブルワーズモルトの「クリスタルモルト」と「チョコレートモルト」を使用。イーストはブルワーズイーストとディスティラーズイーストを使用しています。
キャラメルナッツ、チョコレート、ダークフルーツ、リッチなモルトの風味が広がります。

ビール作りのノウハウを生かした、ウイスキー業界では革新的なモルトや酵母を使用した4種類のニューメイクがリリースされています。
ホーリールード まとめ
本記事では2019年に設立されたホーリールード蒸溜所についてご紹介しました。
2022年に入り、2010年代にできた新しい蒸留所のファーストリリース品が続々とリリースされています。
(下記記事参照)
まだ生産量は多くないようですがどれも素晴らしい評価の銘柄が多く、
ホーリールード蒸留所の今後の製品にも期待せずにはいられませんね。
補足
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