【2分でわかる『エデンミル』】

世界初のサステナブルな試みをしている、超少量生産の銘柄です。
『エデンミル』とは

・2012年にゴルフの聖地・セントアンドリュースでビールの醸造所として創業。2014年11月からホップ入りのジンや、シングルモルトウイスキーの製造を開始。
・スコットランド初のビール醸造所とジン・ウイスキー蒸留所の複合施設。
・ウイスキーの生産量を少量に抑えることを約束し、週に8樽しか生産しない。
・ビール造りのノウハウを活かし、ペールモルト、チョコレートモルト、クリスタルモルトの3種類の麦芽を使ったウイスキーを、さまざまな種類のカスクで熟成させる予定。
太陽光発電により電力供給される、世界初の気候変動に配慮したサステイナブルな新しい蒸溜所が2023年にオープン予定。
蒸留器)アランビックタイプのスチル

こちらの蒸留器でジンもウイスキーも作っています。
位置)ローランド

公式サイト)

エデンミル ラインナップ

エデンミル フュージョン モルト
・2022本限定販売
・スコットランドのサッカーの名門「Celtic(セルティック) FC」に、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介の4名の日本人選手の加入を記念しコラボレーションした、スコッチと日本のモルトを組み合わせて完成させたブレンデッドウイスキー
・バーボンとオロロソシェリー樽で熟成、オーストラリアの赤ワイン樽でフィニッシュ

大麦の由来の甘さや、バニラ、オレンジの香りが特徴的で、オイリーかつシトラスとペッパーのような味わい、優しい余韻の、柔らかく品のある銘柄です。
エデンミル ゴルフジン
・蒸留所近くにある有名なゴルフコースセントアンドリュースをモチーフにしたジン
・かつてゴルフクラブに使われていたヒッコリーの木を漬け込み、スターアニス、レッドクローバー、ブルーベリー、アンジェリカ、レモングラスなどのキーボタニカルとともに蒸溜

ウッディでボタニカルとスパイスが調和したふくよかなアロマと、マシュマロのような滑らかな飲み口が特徴。そのままソーダやトニックと割っても香りが開いて楽しめる銘柄です。
『エデンミル』まとめ
世界で初めての『サステナブルなウイスキー蒸留所』のエデンミルをご紹介しました。
環境への取り組みをしている蒸溜所は世界的に高い評価をうけ、製品がオークションで高値で落札されたというニュースもありますので、エデンミルにも注目していきたいですね。

ビールで使われる各種の麦芽でウイスキーを生産するということですので、今度のリリース品にも期待したいですね。
まだ日本市場ではシングルモルトタイプのリリースがなく、蒸溜所もそれほど認知されていませんので、気になる方はブームになる前にぜひ一度お楽しみください。
(リンク先から見つからない銘柄があれば、こちらの記事もご参考ください)。
補足
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