
ジャパニーズシングルモルト御岳の2025年バージョンを実際に飲んでみてレビューしました。若いのにめちゃくちゃスムースでポテンシャルの高さを感じざるをえない銘柄でした。
『御岳』ウイスキーとは

・鹿児島県で2019年より稼働している御岳蒸留所で製造するウイスキー。
・1845年創業の鹿児島県にある焼酎メーカーの西酒造が運営している。
・2023年よりジャパニーズウイスキーとしてファーストエディションがリリース。
・基本的にはノンピート麦芽を使用し、シェリーの古樽で熟成させている。
・ポットスチルの上向きの形状や作り方から、芳醇なフルーツの香りとバランスととれた味わいを目指している。
ONTAKE 2025 公式テイスティングノート)
美しいアンバーゴールド。
シェリーカスク由来の赤みがかった深みのある色合い。
芳醇で華やかなアロマは、ドライアプリコットや
キャラメリゼしたリンゴ、プルーンの赤ワイン煮込みのような、
甘くフルーティーな香り。
口当たりは非常になめらかでスムーズ。
ドライフルーツや樽由来のバニラの風味が調和し、
コクのある味わい。
滑らかなアルコール感で、フィニッシュに向けて
優しいテクスチャーが心地よく広がる。
公式サイト) https://www.nishi-shuzo.co.jp/ontake
御岳2025 参考小売価格 )税込14,300円
市場価格)
『御岳』ウイスキー 2025 正直レビュー

(飲んで残りわずかになってから写真撮影し忘れていたことに気づきました)。
・香り
アプリコットのコンポートが乗ったちょっと焦げ目のあるパイ、ナッティさとシナモン的なスパイス、ココア、シェリー樽らしいダークなストーンフルーツ的なフルーティーさ。バター。
・味わい
優しくほのかに明るいスパイシーな口当たりから、華やかで軽やかなダークフルーツ的な甘さが口いっぱいに広がる。
ほのかに樽香がありますが、シェリー樽系のビターさがほとんどなく、フィニッシュもとてもあっさりとして儚げ。
『御岳』ウイスキー 評価まとめ
2019年から稼働の若い蒸留所なので、使用している原酒も若いはずなのですが、
嘘みたいにとてもスムースで、嫌な雑味が全くないことに驚きました。
良いところの金平糖みたいな、上品な砂糖菓子的な甘さがなんとも心地よいです。
厚みや深みといった部分に物足りなさも感じますが、アルコールのアタックもなく、使用している素材の良さやポテンシャルの高さがバツグンに感じられます。

鹿児島の蒸溜所ですが、津貫やカバランのような濃厚でパンチ力のあるタイプではなく、軽やかフルーティーで芳醇なタイプでした(蒸溜所がそういった味わいを目指していると聞いて納得できます)。
カスクストレングスのタイプなども飲んでみたい。これからが本当に楽しみな銘柄です。
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