【スプリングバンクなど】スニフのウイスキーレビュー集第3弾【評価・感想】

バーテンダーをしている私スニフが、最近テイスティングしたウイスキーの一部をご紹介する記事の第三弾です。

これが本当の白桃、いろんなアロマ・味わい、フレーバーが複層的に重なってハーモニーがすごい。
ほんと、こういうのは、言葉にすると陳腐化するというか、言葉で表現するのが野暮みたいな。
筆舌に尽くし難し。このレンジはひとくち飲むと思わず笑みがでますね。

パイナップルなどの酸味のある爽やかなフルーツと干し草、モルティな甘み、じんわりオイリーっぽさと潮っぽさがまじって、飲みごたえもあってバランスが良き。

残り最後のほんの数ミリでしたが、抜けることなくしっかりしていらした。

ハイランドらしいフルボディ・濃密な甘みとフィニッシュに駆け抜けるほんのりピーティーな後味。まったりクリーミーな甘さと上品なアクセント程度のスモークが非常に良くまとまっています。

バンクらしい華やかな香りとトフィーでコクのある甘さ、奥のほうにほんのり塩キャラメルかつオイリー、乾いた草。
素直においしい。
まっすぐ育った性格の良いべっぴんさん、という感じ。

モリソンボウモア社時代、1994年のサントリー買収前の製造。(80年代ごろ)

ナッティ、まったりしたバニラ、オールドらしい上品な甘みとアクセント程度のほんのりスモーク、嫌味のない干し草。

初心者よりも通好みの、これぞ「ハイランドらしい」と言える今となっては希少な味わいの銘柄。

上段に柑橘と山椒(山椒も柑橘系ですが)の香り、中断にアルコールの甘さとジェニパー、奥に酒粕の甘味感となめらかなスピリッツ感。冷やすと柑橘感が抑えられてジェニパーが強めに感じられる。
ちょっと置いておくとお出汁みたいな香りも。
※ボトルによってもブレがあるとのことです。

オールドボトル は味が複層的でふくよかで、言葉で表現するのがたいへん難しいです。

ウイスキーは一期一会なボトルも多いです。
どこかで見かけた際には、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

年会費・入会費無料の「やまやカード」をつくっておけば、毎月２０日の「やまや感謝デー」で３％オフで購入できるのもお得で嬉しいです。レアウイスキーもカード会員限定で購入できるときもあります。

私のTwitterやInstagram（ストーリー）でも注目・人気ウイスキーの情報を発信していますので、よろしければご覧ください。