【ワイルドターキー12年など】スニフのウイスキーレビュー集第6弾【評価・感想】

バーテンダーをしている私スニフが、テイスティングしたウイスキーの一部をご紹介する記事の6つ目です。

マッカランらしい正統派シェリー樽とビター&ロースト感とコクのある甘い香り。

シルキーな口当たり、上品でラグジュアリー、ベタベタな甘さはなくほどよくビター、マッカランの中ではややドライな余韻か。

若いながら王様の品格を備えている王子様みたいな感じ。

蜜たっぷりリンゴのエステリーさ、まったりはちみつと煮込んだフルーツ、後半にかけての上品な樽香と穏やかなスパイスとシナモン的なビター。

あれ、こんなにウマかったっけなあ……
店にあるの現行品だと思っていましたが、今のは字が赤色なのね……。

やや若さは感じるものの、クリーミーなフルーツ
ややドライめなシェリー樽感のほんのり硫黄とグレープフルーツなどの柑橘系のフルーツ、後半のジンジャー系のスパイス。

ポケモンならでんきタイプ。

ドライフルーツとコクのある甘みがまさかの同居。プラム系のストーンフルーツ、じょじょにまったりチョコレート、ローストコーヒーandクリームが全面にじんわりと。
久々に飲んだらめちゃくちゃうんめえ。
上質な甘みとそれを覆う上品な樽ビターチョコレート。

鯛はくさっても鯛。マッカランは数滴の残りでもしっかりマッカラン。すごい。

溶剤、新樽の力強い香りの奥にバニラ。時間が経つとまったりしてくる。

フルボディなウッドとダークチェリー系の甘みが後半の樽ビター、全体を覆うやんわりスパイス。

これぞ『バーボン』だよなあ、と、しみじみ美味しい。
パワフルさに加え、12年熟成ならではの、フィニッシュの伸びとか、味わいのふくよかさもあってとても良き。

バーボン好きはめちゃくちゃハマるだろうし、バーボン苦手な人はダメだろうなあ。

このスペックでこの価格でアメリカのバーボンブーム的に、将来的に値段めっちゃ上がりそうだから、今のうちにまとめ買いしとくか悩むなあ……。

1988年の限定生産品のメーカーズマーク。

通常のメーカーズマークとはうってかわって、洗練された溶剤のなかにベリー系のフルーツや奥にタルト生地のような甘さとピリピリジンジャーみたいなスパイス。全体を通して嫌な雑味がない。

今はなきゴールドトップ。
通常品と一線を画す、というか、ぜんっぜん違います。
うんんんんんまい！

銅、ややケミカル、みかんの皮、ヘザー
柔らかくて甘い、若干の山椒のような上品なピリピリ感。

言葉にするのが難しいけど、素直に美味しい。昔のシングルモルトの味わい。

フルーティー、いちじく、酸味のあるフルーツの香り。いちごのミルフィーユ。奥にヘザー&ハニー。
クリーンでなめらか、昔のシングルモルトのおいしい銅の感じ、ふよかで長い余韻。アルコールの刺激が皆無(開封して少し時間が経っているため、かもしれない)。

12年のほうが元気。1979のほうが(コレも確か熟成期間は12年ほどだった)柔らかい。

アランらしい化粧品系のクリーミーな感じ、奥に焼きプリン。パイナップルやバナナ、トロピカル系のまったりフルーティー、素直に甘くて嫌味がない。全員が美味しいやつ。

ヘザーハニー、ほんのり潮、軽やかに広がるジューシーなフルーツと奥に樽香、ほどよいビター&スパイスの余韻。こっちのほうが奥行きが広くて変化があって玄人向け。めちゃくちゃウマい。こんなに美味かったけなあ。

オールドボトルは今のウイスキーにはないオールドならではの味がしますし、高価なウイスキーはやはりワンランク上の上質さを感じますが、

クライヌリッシュなど、スタンダードのおいしさにもハッとさせられましたね。

閉鎖蒸溜所のウイスキーはどうしても希少価値から価格がとんでもないことになっているものも多いですが、まだ飲める値段のボトルも多いに残っていますので、そういうマニアックな銘柄はチャンスが有れば経験値として飲んでおくことをおすすめします。

年会費・入会費無料の「やまやカード」をつくっておけば、毎月２０日の「やまや感謝デー」で３％オフで購入できるのもお得で嬉しいです。レアウイスキーもカード会員限定で購入できるときもあります。

私のTwitterやInstagram（ストーリー）でも注目・人気ウイスキーの情報を発信していますので、よろしければご覧ください。