2023年に限定でリリースされた『桜尾ジン ホワイトハーブス』をご紹介するとともに、プロのバーテンダーが実際に飲んでみたレビューと、自宅で簡単にできるオススメの飲み方をご案内します。
定番品にして欲しいほど素晴らしい上品で華やかなジンでした。
桜尾ジン ホワイトハーブスとは
・ウイスキーもつくっている広島県のSAKURAO DISTILLERY(桜尾蒸留所)でつくられたジンの限定バージョン。
・2023年3月の設立5周年記念に数量限定リリース。
・「幸福感のある甘みとまるで目の前に花束が あるかのようなフローラルな香り」が特徴。
・7種類のボタニカルを使用(ホワイトローズ、レモンリーフ、バニラビーンズ、エルダーフラワー、マジョラム、クローブ、ラベンダー)。
・「飲む花束」と言われ、SNSを中心に話題に。
公式サイト)
スペック・価格)
・内容量 : 700ml/瓶
・アルコール分 : 47%
・参考小売価格 : 2,860円（税込)
スーパーや酒屋さんを数件周りましたが入荷しておらず、私は百貨店で2860円で購入しました。
市場価格)
レビュー&おすすめの飲み方
ストレート
ジェニパーベリーの奥にバニラ、フローラル、ホワイトローズの華やかな香り。
バニラのようなややクリーミーな甘みが広がり、ゆっくりとフローラルなアロマが咲き乱れ、爽やかなヨーグルトのような酸味が口いっぱいに広がる。
華やかで上品な香りと甘みに満たされます。
ソーダ割り
ストレートよりもフローラルさが先立って広がり、後味にバニラ系の甘みとアルコール感とジェニパーベリーの苦味が残る。
飲んだ後はフローラルな爽快感が残り、しばらく良い香りが口内に残ります。
トニック割り
トニックの甘みを少し足すことで、アルコール感が薄れ、フローラルさとヨーグルト系の甘みが絶妙のバランス。
後味もしばらく口内にお花畑感が残り、私のいちばんの好みでした。
オススメの飲み方
私のオススメの飲み方は、トニックやジンジャエールなどの少し甘みのある炭酸飲料と、レモン果汁。
ジンのアルコール感がまったく感じず、フローラルなフレーヴァーに甘みのボリュームと、ヨーグルトやバニラの爽やかな甘さとレモンの酸味が絶妙にマッチします。
何杯でも飲める悪魔の飲み物が誕生します。
ピュアな甘みを感じたい方は常温のストレート、香りの変化を楽しみたい方はロックやロック＆レモン果汁もおすすめです。
SNSでの口コミ
男性から女性まで、幅広い層から高評価です。
公式サイトでおすすめされている『ビール割り』もSNSで好評のようです。
もしビール割り(ドッグズノーズというカクテル名)をするなら、日本のスッキリしたビールよりも、香りが華やかなエール系のほうが相性が良いですね。
桜尾ジン ホワイトハーブス まとめ
「飲む花束」と言われ絶賛されている『桜尾ジン ホワイトハーブス』
普段ジンを飲まない人にもオススメできる、上品な白い花束の香りとバニラやヨーグルト系の優しい甘みが絶妙で驚きました。
一口目の華やかな香りを楽しみたい方は、冷凍するよりも常温(もしくは冷蔵)で保存するほうがオススメです。（冷えると香りが感じにくくなるためですが、冷凍させておいてゆっくりと温度を上げて香りを楽しむ飲み方もアリです）。
母の日のギフトとして、女性向けにつくられたジンですが、これからの桜尾さんの新作にも期待できますね。
赤いフローラルな系統としては、カシスの香りと赤い花のフローラル感が際立つ『タンカレー ブラックカラント ロイヤル』もおすすめです。
補足
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