【3分でわかる】
バーボンウイスキーといえば、溶剤の香りや強い樽の匂い、バニラ香のするものや、ドライでスパイシーなイメージが多いです。
スコッチウイスキーと比べて、バーボンはどちらかといえばワイルドでパンチを求めるお酒という印象をもっている方も多いのではないでしょうか?
そんな『バーボンウイスキー』のイメージを覆す新時代のウイスキーを、今回ご紹介します。
それがこちら
AMADOR アマドール ダブルバレル バーボンウイスキー
アマドール ダブルバレル バーボンウイスキーとは
このバーボンの特徴はなんといってもその熟成方法です。
通常のバーボンウイスキーは焼いた新樽を使いますが、こちらのバーボンは通常の新樽熟成の後、なんと
ナパバレーのワインの樽で熟成されています。
細かいスペックはこちら
- このバーボンの特徴は、ケンタッキー州で焼いた樽(ミディアムチャー)に3年熟成させたものと、7年~10年熟成させたバーボンを、経度38度に沿ってケンタッキー州から カリフォルニア州に輸送し、ブレンド。
その後ナパセラーズのシャルドネ樽に6ヶ月間再熟成。 - 75%のトウモロコシ、15%の小麦、5%のライ麦、5%の大麦。トウモロコシはケンタッキー州のバーズタウンの物を使用しており、発酵に使用する水は、ケンタッキー州の純粋な湧き水を使用。
シャルドネ樽で熟成させることにより、ブランデーのようなリッチなアロマと、バニラとクリーミーな口当たりが加わります。
感想・レビュー
ブランデーのようなリッチなアロマと上品でまるい木の香り、奥にドライフルーツの甘い香りがあります。
一口飲むと、一瞬これがバーボンなのか、わからなくなるほど甘くなめらかな舌触り。
クリーミーでマイルドな甘さと、暖かみを感じるウッディさとバニラがふくよかに膨らみ、奥にアプリコットのようなフルーツ、フィニッシュにわずかなスパイスとなめらかな余韻。
バーボン特有の尖ったところのない、とてもまろやかで甘みのある美味しい『ウイスキー』です。
直線的な味わいの多いバーボンですが、このアマドールは口にするとクリーミーでウッディな味わいや甘い香りがふくよかに広がり、リッチな余韻を残してくれます。
バーボン好きはもちろん、今までバーボンウイスキーを敬遠してきた人にも、自信を持ってオススメできます。
公式資料のコメントはこちら
噛み砕いたナッツやドライアプリコットのようなアロマが特徴的。生き生きとしたクリーミーでドライな味わいは、ミディアムからフルボディに仕上がっています。温かみや楽しさを感じられるミディアムロングなスパイスナッツ、コーン、プリン、チャコール、チェリーコーラ、最後に粗削りしたペッパーコーンのスパイスを感じられる、リッチなウッディーバーボン
まとめ
『バーボンウイスキー』というカテゴリーを超えたウイスキー
ナパバレーのシャルドネ(白ワイン)樽で熟成されたアマドール AMADOR
近年価格の上昇が止まらないプレミアムウイスキーと比べても味わいになんら遜色はなく、
コストパフォーマンスを鑑みても非常に素晴らしいですので、今後こういった既存のカテゴリーの枠にとらわれない、イノベーティブで斬新な試みのウイスキーが主流になるかもしれません。
甘口のバーボンがお好きな方は方はぜひ一度、お試しください。
補足
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みなさまの口福な世界が広がれば幸いです。
ご一読、ありがとうございます。
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